題名:鳴り石の浜の魅力報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 しばらく国道9号線を走っていると、軽トラのフロントガラスにぽつぽつと雨粒が落ち始めた。間欠ワイパーをつけると、かちゃん…かちゃん…と一定の間隔で、雨をぬぐう。空の景色も、だんだんと暗くなった。どうやら、ひと雨降るような空模様だ。かちゃん…かちゃん…。さっきまで、かなり晴れていたのに…。晴美:「カツオくん、雨降ってきちゃったね」 晴美さんは、とても寂しそうにつぶやいた。ついさっき、晴美さんから涙がポロリと …
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